みんみんのつれづれ日記

理系の男子大学生みんみんの日記です。日々感じたことや学んだこと、そして専門の物理学に関して書いていけたらなと思います。

阪大院試受験物語 5:英語対策

こんにちは。みんみんです。

前回までの記事では物理学の対策についてまとめました。

今回は受験生、特に外部勢にとっては対策のしにくい英語対策について書きたいと思います。

 

5-1:英語試験

英語試験対策の難しいところは何といっても問題が”非公開”にされている場合がほとんどであるということです。TOEIC等ならいくらでも対策できますが、独自問題は著作権の都合上、なかなか手に入れることができません。過去問ないのにどうやって対策すればいいんだって思う人、めちゃめちゃ多いと思います。私自身、当日まで過去問を手に入れることができなかったので多々苦労しました。外部勢の方々のために、今だから言える「ああすればよかった・・・」をいくつか書いていきたいと思います。

 

その1:当然、過去問はないよりあった方がいい。

内部勢は研究室の先輩方から英語試験の過去問を譲り受けています。外部に対しては非公開でも、内部では当然出回っているのです。院試当日の試験会場で過去問を囲んで談笑する内部勢を見て戦慄したのは言うまでもありません。私は研究室訪問の際に、先生方から英語問題の雰囲気だけは聞けたのですが、問題をいただくことはどうしても気が引けてできませんでした。外部から院試を受ける方はできるだけ過去問を手に入れる方策を考えましょう。内部の知り合いにお願いする、志望研究室の院生にお願いする…etcなんでもいいと思います。大学によっては生協や教務で過去問の貸し出しやコピーサービスを行っている場合もあるので、早めに確認しておきましょう。

 

その2:日頃から英語に触れる機会を設けよう。

多くの大学生にとって、大学に入ってからの英語の授業は高校時代のものに比べたらかなり緩いモノだと思います。専門の勉強に精一杯で英語は・・・となっている方、要注意です。院試当日に長文と向き合って「なんも読めねぇ・・・」となりかねません。(もちろん英語試験の出来を無視できるぐらいに専門試験が強ければ話は別です。)ゼミ等で英語の教科書の輪講等があれば積極的に参加するようにしましょう。これだけで志望分野の専門用語や英語特有の言い回しに慣れることができます。私は併願先でTOEICのスコア提出が求められていたこともあり、その対策が阪大院試でも少し役立ちました。TOEICの問題集は以下のものを何周もしました。これだけです。 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

 

 また、大学の行きかえりの電車で以下の本を時々読んでいました。非常に読みやすく、科学の読み物として面白いので興味があれば読んでみるといいです。

日経サイエンスで鍛える科学英語

日経サイエンスで鍛える科学英語

 

 その3:阪大院試の傾向

これを聞きたい人が一番多いと思います。ズバリ、下線部訳と英訳問題です。時間は60分なのでそんなに問題量は多くありません。大学入試等で英作文に慣れていれば英訳問題も苦労することはないでしょう。専門用語も適宜補われますので、高校時代に習った基本文法や言い回しだけしっかり確認しておいてください。

 

実際、英語試験よりも専門試験の方にウェイトはあるので、英語対策に必死になる必要はありません。私自身、試験1週間前から1日に1時間程度、上にまとめたことをやった程度です。しかし、大学院によっては英語試験を足切りの判断に用いるところもあるみたいなので、注意しましょう。他の受験者と比較して、遜色ない点数が取れれば十分です。

 

以上、英語試験対策でした。次回は面接対策についてまとめます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

阪大院試受験物語 4:物理学の対策(量子力学編)

みなさんこんにちは。みんみんです。

昨日、結果発表があり無事合格することができました。理論の研究室を第一志望で合格することができたので少し自信がつきました。点数開示は後ほどブログでまとめますね。

 

さて、先日の記事では熱・統計力学について書きました。

ryomm-physiclife.hatenablog.com

 

今回は「量子力学」の対策について書きます。僕自身、一番対策に時間をかけたのがこの量子力学です。(本番では見事なまでに自爆しましたが。)

今回も書ける範囲で私のしてきた対策を書きたいと思います。

4-1 量子力学の対策

 量子力学は多くの物理学科では2~3年生にかけて幾つか講義があると思います。私の大学での量子力学の講義は1コマ(2単位分)しかありませんでした。授業自体も井戸型ポテンシャルや中心力ポテンシャルの範囲に留まり、角運動量や摂動論などといったいわゆる量子力学の難所は独学ですることになりました。はじめに読んだのは講談社基礎物理学シリーズです。

 

量子力学1 (講談社基礎物理学シリーズ)

量子力学1 (講談社基礎物理学シリーズ)

 
量子力学2 (講談社基礎物理学シリーズ)

量子力学2 (講談社基礎物理学シリーズ)

 

 相変わらずこのシリーズは物理独学者の味方です。大学初年度レベルの微積と線形さえ理解していれば容易に読み進めることができるでしょう。特殊関数やフーリエ変換等が出てきてもその都度解説があるので、この本だけで量子力学の基本は固まります。1巻はシュレディンガー方程式の導出、井戸型ポテンシャル、調和振動子、中心力ポテンシャルを、2巻では量子力学の山場である、角運動量・摂動論・近似法・経路積分の導入等が書かれています。2巻の後半はあまり院試では問われませんが、後学のために読んでおいて損はありません。これらの本に加えて、

基礎量子力学 (KS物理専門書)

基礎量子力学 (KS物理専門書)

 

 猪木川合基礎量子力学を読み込みました。この本は物理強者御用達、猪木川合量子力学Ⅰ・Ⅱの中からエッセンシャルな部分をまとめた教科書です。演習問題も豊富で、この本一冊やりこむことができれば院試のオーソドックスな問題はそこそこ取れるようになると思います。その上でよりいろんなパターンの問題に触れたいと感じた時は、最近サイエンス社数理工学社)から出版された黄色本をやればいいと思います。

 ところどころ誤植は目立ちますが、周回できればかなり自信がつくと思います。

これらに加えて、過去問15年分と阪大以外の大学院の入試問題を手当たり次第に解きました。量子力学統計力学と同じく、定番問題が多いので過去問や問題集でとにかく演習を積むことをお勧めします。パッと見できそうな問題でも、自分の手で解答を書いてみると案外ペンが止まりがちなのが量子力学の怖いところです。私は本番で証明問題に手が止まり、見渡す限りの白紙で提出するハメになりました。

 

さて、今回で物理4科目の対策についてまとめ終わりました。

次の記事では外部勢には対策しにくい、英語と面接について書きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

阪大院試受験物語 3:物理学の対策 (熱・統計力学編)

みなさんこんにちは。みんみんです。いつも拙いブログを読んでいただきありがとうございます。

 

さて、前回の記事では電磁気学の対策を書きました。

ryomm-physiclife.hatenablog.com

 

今回は最も得点源にしやすい(と私が考えている)「熱・統計力学」に関して書きたいと思います。先に教訓を1つ、”熱力学をナメると痛い目に遭うゾ。”

 

3ー1 熱・統計力学の対策

 

多くの物理学科では1年時に熱力学を、2〜3年次に統計力学を学ぶと思います。私の大学では2年時に熱力学1コマ(2単位)、3年時に集中講義で統計力学1コマ(2単位)を履修しました。力学・電磁気学の例に漏れず、圧倒的演習不足でした。私は熱力学を2年になってから授業と並行して勉強を始めました。初めに読んだのはフェルミ熱力学です。

 

フェルミ熱力学

フェルミ熱力学

 

 昔から定番と言われている本の一つです。この本が授業の参考文献になっていたこともあり、かなり読み込みました。大学の熱力学で新たに出てくる熱力学ポテンシャルという概念もこの本で一通り学びました。後に挙げる田崎先生の「熱力学」や清水先生の「熱力学の基礎」(数学的に厳密でやや高度な印象です)等で学ぶのもいいでしょう。本屋で自分に合うものを選べばいいと思います。私が選んだフェルミは演習が心許ないので困った時のマセマで補いました。 

スバラシク実力がつくと評判の演習熱力学キャンパス・ゼミ

スバラシク実力がつくと評判の演習熱力学キャンパス・ゼミ

 

マセマ熱力学演習を一通りやれば偏微分の扱いやルジャンドル変換には慣れると思います。統計力学でも熱力学は度々登場しますし、その時に復習すればいいと考えたのでここではあまり力を入れませんでした。(これが後にに自分の首を絞めることになるとは。。。)

 

3年になり、統計力学を本格的に学ぶにあたってまずこの本を読みました。

 

統計力学 (講談社基礎物理学シリーズ)

統計力学 (講談社基礎物理学シリーズ)

 講談社基礎物理学シリーズの統計力学です。電磁気学でも同じシリーズを紹介したのですが、統計力学も非常に良い本です。古典統計に加えて量子統計、更にはイジングモデルや平均場近似といった少し高度な内容も取り扱っており、1冊で平衡系統計力学の土台を作ることができます。私は熱力学をおろそかにしていたので式変形に躓いたところも多かったのです が、普通に熱力学をやっていればスムーズに読めます(笑)。この本の章末問題に加えて、

サイエンス社(数理工学社)演習本をすれば基礎は完璧になると思います。しかし、この演習書は(個人的な体感的に)ややレベルが低いので後に紹介する「久保熱」で適宜補いました。

 

さて、院試ブログ等でしばしば「熱・統計力学」といえば....というノリで取り上げられる定番本があります。

 

まずは学習院大学の田崎先生が書かれている熱力学、統計力学Ⅰ・Ⅱ(培風館)です。

 

熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)

熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)

 
統計力学〈1〉 (新物理学シリーズ)

統計力学〈1〉 (新物理学シリーズ)

 
統計力学〈2〉 (新物理学シリーズ)

統計力学〈2〉 (新物理学シリーズ)

 

初学者が一人でこれを読み進めるのは少ししんどいのではないかと個人的には思います。私自身独学であったこともあり、時間が足らずこれらの本はあまり読めていませんが、ミクロカノニカル、カノニカル、グランドカノニカルの等価性に関する議論には眼を見張るものがありました。教科書を読んでいて気になったところをチェックしてみると良いと思います。更に、演習本として

大学演習 熱学・統計力学

大学演習 熱学・統計力学

 

通称「久保熱」こと「大学演習 熱学・統計力学」も院試勢には馴染み深いのではないでしょうか。この本を一人で最初から最後までやり切るのは院試のレベルから考えても明らかにオーバーワークです。しかし、院試でこの本から出題されるようなテーマも多く、網羅性は既存の演習書の中でトップクラスです。院試問題を数年分解いていくうちに問題の傾向が見えてくると思います。その上でこの「久保熱」から院試出でそうな問題や重要な考え方をピックアップしてみると良いでしょう。手元に一冊あると心強い味方となること間違いありません。熱力学も収録されているので、気になるところはやっておきましょう。もし勉強仲間がいるのであればゼミ形式で演習するのもいいかもしれません。

これらの本に加えて、過去問を15年分ほど周回すれば大コケしない限り熱・統計力学は安定した得点を望めると思います。阪大院試ではこの分野は統計力学が出題されるのですが、数年に一度の周期で熱力学が出題されます。私自身、本年度の入試で問題を開いた時にカルノーサイクルが目に飛び込んできて度肝を抜かれました。 加えて言いますが、熱力学もほどほどに復習しておくことをお勧めします。

 

さて、次回は院試受験生の宿敵「量子力学」について書こうと思います。ではまた。

阪大院試受験物語 2:物理学の対策(電磁気学編)

 

こんばんは、みんみんです。

前回は力学と解析力学について対策をまとめました。

ryomm-physiclife.hatenablog.com

今回はみんな大好き(?)電磁気学についてまとめていきたいと思います。私は本当に最後の最後まで電磁気学に苦しめられました。

 

2-1 電磁気学の対策

おそらく物理学科では電磁気学は1回生〜2回生でマクスウェル方程式等を学習し、3回生では特殊相対性理論等にも手を伸ばしているのではないかと思います。一方、私の大学では電磁気学は1コマ(2単位)だけ、かつ高校レベルだったのです。私より一つ前の学年までは4単位分授業が開講されており、どこかの名誉教授による授業が開講されていたようですが...。つまり電磁気学に関しては完全に独学です。

大学での電磁気学といえばずばりマクスウェル方程式の理解が大切であり、それらはベクトル解析という数学の言葉で表現されます。1冊目はこの本です。

 

数学に苦手意識のあった私はやはりマセマから始めました。ベクトル解析に関しても詳しい解説があります。演習編もやるとガウスの法則やビオ・サバールの法則、アンペールの法則といった電磁気学に山ほど登場する公式の意味と使い方が理解できるはずです。しかしマセマだけでは院試には太刀打ちできないので、以下の本を読みました。

電磁気学 (講談社基礎物理学シリーズ)

電磁気学 (講談社基礎物理学シリーズ)

 

講談社基礎物理学シリーズは高校物理を前提に書かれており初学者でも読み進めやすい内容となっています。この本で物質中の電場・磁場の振る舞い、電磁波やローレンツゲージetc...を勉強できました。院試直前期には以下の本で演習しました。

最近、サイエンス社(数理工学社)から出版された演習書なのですが、これをやり込めば死角はほぼなくなると思います。1-2ヶ月ほどで1周できると思うので、ガリガリやりましょう。ただし、ところどころ誤植が目立つので気をつけてください。あとは過去問を15年分解きました。阪大の電磁気学は電磁波が頻出なので、重点的に対策しました。以下のサイトの電磁気学のページもかなり参考になった記憶があります。

物理とか-電磁気学

 

最後に。多くの受験体験記等で砂川「理論電磁気学」が推されていますが、初学者・独学者には幾分重たいように思います。私自身ほとんど読んでいません。その分カバーしている領域はとても広い(特殊相対論も載ってる)ので、わからなくなった時の辞書程度で活用すると良いかもしれません。

 

以上が私の電磁気学対策です。次回は1番点数が取りやすいと思われる「熱・統計力学編」です。

阪大院試受験物語 1:物理学の対策(力学・解析力学編)

こんにちは。みんみんです。

前回の記事では自己紹介と院試受験のモチベーションについて簡単に書きました。

 

ryomm-physiclife.hatenablog.com

 

今回は私が院試対策に使用した参考書やサイトを紹介したいと思います。

 

1-0:前置き

先に書いておかなければいけないことがあります。私は大学が「物理学科」ではない(理系であるかさえ怪しい)ため、基本的に物理学や数学は独学でした。そのため、このブログの内容を物理学科の教育課程を経てきた方がご覧になると、余りにも低レベルに感じてしまうかもしれません。しかし、私のようなゼロからの院試合格を志している方も一定数いるのではないかと考えこの記事を書かせていただきます。

 

1-1:力学・解析力学の対策

力学・解析力学はおそらく物理系のカリキュラムがある大学の方々であれば1~2年次で習うかと思われます。私の大学では2年次に力学と解析力学がセットで1コマ(2単位)だけありました。この時点でお気づきかと思いますが、圧倒的に内容が不足しています。私自身、1年の頃にカリキュラム表を他大学物理学科のものと見比べて絶望したことを覚えてます。そこで私は各種サイトの情報を頼りにこの本を1年生の春から読み始めました。

 

力学

力学

 

 有名な原島力学です。原島先生の本はとにかく行間が狭く、解説も端折ることなく丁寧に書かれていることで有名です。この本をノートにまとめながら夏ごろまでに一周しました。阪大では

 

物理学序論としての 力学 (基礎物理学1)

物理学序論としての 力学 (基礎物理学1)

 

 を授業で用いてると聞いたことがあります。こちらもうまくまとまっていると思いますが、レイアウトが私には受け付けませんでした。どちらか自分に合う方を選べばいいでしょう。ただし演習問題はこれらの本だけでは少ないので、

 

スバラシク実力がつくと評判の演習力学キャンパス・ゼミ

スバラシク実力がつくと評判の演習力学キャンパス・ゼミ

 

マセマ力学演習を2周ほどした記憶があります 。マセマはその見た目と内容から強い方々からは敬遠されがちですが、問題のピックアップと親身な解説は重厚な専門書とは一線を画しており、独学で勉強する人にとってはこれ以上ない味方です。また、力学の演習に慣れてきたら少し古い本ですが図書館にあった

 

基礎の物理 3 力学演習

基礎の物理 3 力学演習

 

 朝倉書店の「力学演習」に取り組みました。この問題集は力学の問題の中でも特に定期試験や院試に出そうな問題をピックアップしている印象があります。量と解説も丁度良く、個人的には非常に助かりました。この本で私は剛体の扱いを習得しました。

 

さて、解析力学ですが2年生になる前の春休みから始めた記憶があります。私が初めに読んだのはこの本です。

 

なるほど解析力学

なるほど解析力学

 

 

この本は文中の式変形を演習問題として実際に読者に解かせつつ、議論を進めるという形式になっています。具体例が非常に多く取り入れられており、初学者が躓きやすいネーターの定理も詳しく解説されています。この本は非常に読みやすく、私は1週間程度で周回できた記憶があります。そして解析力学の演習としては以下のサイトをお勧めします。

https://cmt.phys.kyushu-u.ac.jp/~J.Matsui/kaisekirikigaku/index.html

http://vega.ess.sci.osaka-u.ac.jp/~tomida/mechanics2ea.html

上は九州大学物理学科の解析力学(2007)の演習で下は大阪大学物理学科(2018)の演習です。どちらも非常に良問揃いで解説もセットであります。これらを一周取り組めばラグランジアンを立てる→オイラーラグランジュ方程式を立てる→運動方程式を解くという流れは身に染み込むはずです。

そして院試前(3年後期~直前)は以下の2冊に絞りました。

 

演習大学院入試問題 物理学 1

演習大学院入試問題 物理学 1

 

 

 

この黄色本における第1章が力学になっています。このサイエンス社の院試演習シリーズは一部酷評されているのですが、力学は非常にいい出来だと思います。全部で約30問ほど演習があるのですが、全て院試の典型問題なので解けるようにしましょう。私は解法を覚えるつもりで2周ほどしました。ケプラーの法則と剛体の回転運動は阪大院試でも頻出です。

 

 

力学 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)

力学 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)

 

 またこの本も院試問題の中でも精選された問題が載っています。過去問を全てやり切って余裕があれば取り組んでおいて損はないと思います。一部解答が数学的ですが、いい勉強になると思います。解答解説の後にその問題を考察する部分があるのですが、そこにかなり大切なことが書かれていた印象です。

 

以上、私の取り組んだ力学対策です。次回は電磁気学についてまとめたいと思います。

阪大院試受験物語 0:プロローグ

初めまして。みんみんといいます。ブログなるものは初めてでいろいろ不手際あると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

0-1 :私のプロフィール

改めまして、みんみんです。

身分:地方国立大の4年生。専門は物理だが物理学科ではない。

年齢:22歳

出身地:関西

受験した大学院:大阪大学理学研究科宇宙地球科学専攻

合否:結果待ち。(9/7追記:合格しました)

 

        

0-2: なぜ大学院に行きたいと思ったのか

 私は大学受験で関西の某旧帝大を受験し、圧倒的大敗を喫してしまった経験があります。結果的に後期入試で合格を頂いた地方国立大に通っているのですが、決して学歴コンプレックス解消のために大学院受験を決めたわけではありません。もし、読者の方に上記のような理由で受験を考えている方がいらっしゃったら、私個人的には受験をお勧めしません。嫉妬心というものには鮮度があり、私が経験したような3年半がかりの勉強のモチベーションとしては無理があると考えるためです。私は物性物理学という自分がやりたいことを見つけたことが一番のモチベーションになりました。勉強自体は本と筆記用具があればだれでもできますが、やはり研究となると大型計算機や議論をする相手が必要になります。そういった環境を求めた結果、大阪大学への進学を志すようになりました。

 

0-3:阪大院試とは

私が受験した大阪大学理学研究科物理学専攻・宇宙地球科学専攻合同入試は大きく分けて「物理学」「英語」「口頭試問」の3つのパートから成り立っています。この中でもちろん重要視されるのは「物理学」の試験であり、特に外部から受験する方はしっかり対策しておかないと、内部生と大きく差がつきやすいと言えます。「英語」と「口頭試問」も対策は必要ですが、「物理学」と比較するとそのウェイトは低いと思われます。また物理学と英語から成る筆記試験を合格した受験生だけが口頭試問を受けることができるようになっています。詳しくは理学研究科の募集要項をご覧ください。このブログでは院試外部勢の私が実際にした対策について書いていきたいと思います。