みんみんのメモ帳

理系の男子大学生みんみんの日記です。日々感じたことや学んだこと、そして専門の物理学に関して書いていけたらなと思います。

阪大院試受験物語 2:物理学の対策(電磁気学編)

 

こんばんは、みんみんです。

前回は力学と解析力学について対策をまとめました。

ryomm-physiclife.hatenablog.com

今回はみんな大好き(?)電磁気学についてまとめていきたいと思います。私は本当に最後の最後まで電磁気学に苦しめられました。

 

2-1 電磁気学の対策

おそらく物理学科では電磁気学は1回生〜2回生でマクスウェル方程式等を学習し、3回生では特殊相対性理論等にも手を伸ばしているのではないかと思います。一方、私の大学では電磁気学は1コマ(2単位)だけ、かつ高校レベルだったのです。私より一つ前の学年までは4単位分授業が開講されており、どこかの名誉教授による授業が開講されていたようですが...。つまり電磁気学に関しては完全に独学です。

大学での電磁気学といえばずばりマクスウェル方程式の理解が大切であり、それらはベクトル解析という数学の言葉で表現されます。1冊目はこの本です。

 

数学に苦手意識のあった私はやはりマセマから始めました。ベクトル解析に関しても詳しい解説があります。演習編もやるとガウスの法則やビオ・サバールの法則、アンペールの法則といった電磁気学に山ほど登場する公式の意味と使い方が理解できるはずです。しかしマセマだけでは院試には太刀打ちできないので、以下の本を読みました。

電磁気学 (講談社基礎物理学シリーズ)

電磁気学 (講談社基礎物理学シリーズ)

 

講談社基礎物理学シリーズは高校物理を前提に書かれており初学者でも読み進めやすい内容となっています。この本で物質中の電場・磁場の振る舞い、電磁波やローレンツゲージetc...を勉強できました。院試直前期には以下の本で演習しました。

最近、サイエンス社(数理工学社)から出版された演習書なのですが、これをやり込めば死角はほぼなくなると思います。1-2ヶ月ほどで1周できると思うので、ガリガリやりましょう。ただし、ところどころ誤植が目立つので気をつけてください。あとは過去問を15年分解きました。阪大の電磁気学は電磁波が頻出なので、重点的に対策しました。以下のサイトの電磁気学のページもかなり参考になった記憶があります。

物理とか-電磁気学

 

最後に。多くの受験体験記等で砂川「理論電磁気学」が推されていますが、初学者・独学者には幾分重たいように思います。私自身ほとんど読んでいません。その分カバーしている領域はとても広い(特殊相対論も載ってる)ので、わからなくなった時の辞書程度で活用すると良いかもしれません。

 

以上が私の電磁気学対策です。次回は1番点数が取りやすいと思われる「熱・統計力学編」です。